3月が終わる。 些細なことですら気に病んで、自分のことが嫌いになっていく。 他人に迷惑など振り撒きたくないのに、怠惰な自分がそれをしていってしまう。

惰性で物事を続け、変わろうともせず。 変わろうという思いだけがあっても、何にもならない。

恐れていたほどの結末にはならず、安堵とともに、不安も大きくなる。 後から後から結果的に都合の良い方向に進んでいってしまっては、ますます怠惰を加速させてしまうのではないだろうか。

自分の過去の行動が、今の自分を縛っていく。 嘘をつけばそれを崩さぬように嘘をつき、外に出なければ外に出る理由が必要になり。 自分が分からないといい、しかし自分を守ろうとして、自分が何であるのか、ますます分からなくなる。

何かを成し遂げたわけでもなく、他人を巻き込み、迷惑を振りまき、自分を嫌いになって。 こんな生活をずっと続けるつもりなのだろうか。 いつまでも理想を掲げるだけで行動をしないままなのだろうか。 そうならぬよう願いたい。

再び始まろうとしている大学の学期。 再履修という形で用意された機会を、私は活用してくれるだろうか。 未来の自分がそうしているとは、とても思えず、しかしそうしてくれない場合、私はどうすれば良いのかも分からない。

得体の知れぬ感情という物に行動を支配され、不可思議な行動ばかりして。 それこそある意味本来の行動原理なのだろうか？ そうだとしても、それは現代社会に於いては中々通用しないだろう。 未来を見る事など不可能であるが、それにしても、余りに自分に期待…

後先を碌に考えないままの行動で、自分を、他人を、苦しめていく。 明確な目標があるわけでもなく、ただ漫然と、そして自分勝手に。

目の前の事を、惰性で処理するか、逃げて後回しにするか。 そんな事ばかりをして、自分を嫌いになって。 変わりたいという願望も、叶えぬまま時間だけが過ぎていく。

伝えるべき情報を、感情のために秘匿して。 近く開示する事になるだろうに。 分かりきっていたことだろうに。 他人を裏切るような現状を作り出した自分自身が、憎い。 期待を裏切りたくない、と結果を秘匿しても意味がないのに。

他人に迷惑を振り撒くことを恐れ、人目も気にし、相手の顔色を伺い。 そうして生きていくことは、自分のためになるだろうか。 それが安易に間違いであるとは言えないだろうが、正解であるとも言えないだろう。 そうして生きて自分を疎かにしていては、本末転…

他人と自分との価値観の違い。 それに気を配ろうとして、しかし全て上手くいくというわけでもなく。 千差万別なそれを統一的に見ようとすること自体が間違いなのかもしれないが、関わる人間が増えると、それらは複雑になっていく。 他人のことも考えて、関係…

生まれ落ちてから養われ続け、いつまでもこのようには居られないのだろうとは思いつつ、しかし自ら生きていく自信もなく、不安に襲われ、現実から目を背けて。 また一日、一日と時間は非情にも過ぎていく。 半ば養われるための口実となっていそうな大学でさ…

学問というものは結局自分から学ぼうとする意欲が生まれなければ、中々上手くは行かないのだろう。 私の中でも、学問への好奇心と言うべきか、そういった意欲自体はどうやら失われていないようだ。 では意欲が生まれるかどうかは、それを引き出すような師に…

他人からの、そして自分から向けられる期待。 それに応えようと思って、しかし自信もなく、応えられたことも多くない。 それこそ「期待に応えたい」というものが自分への期待となり、それを裏切ってしまう。 そうして期待を裏切る自分が嫌で嫌で、心を蝕んで…

些細なことですぐに気分を害し、気力も失せて。 他人に頼るべきときにすら他人からの関わりを避け、なるべく自分一人で処理しようとしてしまう。 それが上手くいったことなど、殆どなかったというのに。

特別新たに何かをしようと思うわけでもなく、既存の能力を伸ばそうとするでもなく。 ただ今の自分が環境に見合うかどうかで、諦めるかどうかを決めていってしまう。

結局、気を紛らわせる何かがあれば良いのだろうか。 何かに意識を向け続けられれば、自分を責める暇など生まれないのかもしれない。 自分を責めて、傷つけるのは、ただの暇潰しなのだろうか。

何かを作れないことが悪いことでは無いのであろう、とは思いつつも、自分が何らかの価値を生み出している実感が殆どないままに時間ばかり過ぎていくのが、情けなく思えてきてしまう。 生きるために必要なことを他人に肩代わりしてもらう代わりにそれに値する…

上手く行かないと思うことが、いつまでも続くわけでもない。 だからといって、いつそれが終わるのかが分かるわけでもない。 続いて欲しいもの、続いて欲しくないもの。 それらの区切りがいつ訪れるのか。 そんな疑問が、不安を呼び寄せる。

いつ人生が終りを迎えるかも分からないままに、過去を悔やみ、自分を憎み、時間の過ぎゆく様をただ眺めるばかり。

怠慢の結果は思い描いていたほどひどいものというわけでもなく、だからといって良いものでもなかった。 何にせよ取り返さなければならないものは大きく、しかしその理想が叶うかどうかは分からない。 私がその理想を叶えようと行動を起こすのかどうかが分か…

他人のため、などと言って他人を引っ掻き回し、役に立てたのかどうか分からないまま。 何が自分のためになるかすらも分からないのに、他人のためなどと謳うのは馬鹿馬鹿しいのではないか。 それこそ、他人の役に立てた自分という理想像を掲げているだけでは…

大学の成績発表が近づき、怠惰に過ごしてきた結果が出ようとしている。 再履修という形で取り返す機会は与えられているが、自分がそれを活用できるかどうかは分からない。 今までに様々な機会が与えられてきたが、その多くを無駄にしてしまった。 自分に期待…

ワクチン接種三回目。 腕がだるい。 いつも通り気力もろくになく、ただ時間だけが過ぎていく。

自分の可能性を自分で広げようとも、確かめようともせず、既にあるものだけを見て、それが通用しなければ諦めて。 なぜそこで終わってしまうのだろう、いつからこうなってしまったのだろう。 身を入れて取り組んで挫折したのでもなく、ただ怠けた結果として…

他人のためならば自分の事などどうでも良いという考えに近づいてきていても、それでもやはり自分を捨てることはできず、しかし自分というものが曖昧なままで。 迷いばかりで決断は遅く、気づけば手遅れになったり、他人や勢いに任せたり。 しかし迷いの原因…

ただ怠惰に、流されるままに。 そんな毎日を幾度も繰り返して、いつまでも変われないまま。

自分から歩み寄ることを避け、他人に行動を任せてしまう。 そんな他人任せは、当人にとっては楽だが、リスクも大きいだろう。 人間は楽な方へ楽な方へ流れていくものだとは良く言われるが、そうして流れてきた場所は、負の感情に溢れていた。

他人には迷惑を掛け、自分には嫌悪を向け、 そんな事を続け、自分を嫌い続けて、何か収穫はあっただろうか。 状況は悪化し、それが自分を締め付けていく。 自分の為になることをしたいと言って十分な時間が経ったはずだが、それは実現されただろうか。 いつ…