日記 2022-05-20
起き上がり見たアイシャドウ
今日は帰宅せんとする太陽
石と油の産物は 忙しなく日々を彩って
吠えた
邪魔な髪を掻き毟り
さほど変わらぬ通り道
衛星軌道の絡繰りが
淡々と私を追う
今日こそ 今日は 今日までも
やることなすこと空を切る
その
届かぬよう 曲がっていた
吠えて吠えて吠えて吠えて吠えて吠えて吠えて吠えて吠えて
私の中に渦巻くそいつの口は止まらない
吠えて吠えて吠えて吠えて吠えて吠えて吠えて吠えて吠えて
そいつは自慢のその牙で私の心を食い荒らす