yaito3014の日記

どうでもいいことを書きます

日記 2020-08-02

部屋の掃除、整理をした。(とはいえ私から始めた訳ではなく、独りでやった訳でもないのだが。)
物が減り、片付くに連れて感じたのは、少しの達成感と、大きな寂しさである。
物の取捨選択をする中で、自分が過去に辿ってきた道に触れ、今までに経た年月が時間的にも意義的にも大きかったのだということを再認識させられた。
また、物を捨てる事は思い出をも捨て()る。
人間にはきっかけが無ければ思い出せぬ事もあり、そのきっかけの役割をとある物品が持っているならば、それは思い出の品と呼ばれる。
それが無くなってしまえばそれに(まつ)わる思い出も思い出せなくなる。
それは思い出を捨てたと言っても間違いではないだろう。 物が無くなっていくことに寂しさを覚えるのは、その思い出が、生きた痕跡が消えてしまうのが怖いからなのだろう。