日記 2020-10-04

未来の自分を後悔させたくない。そう思えば多少はましな行動ができると思ったが、どうやらあまり足しにはならないらしい。
どうしてだろう。
いつか頑張るだろうと未来の自分に残したツケを払うのに、どれだけの努力が要るのだろうか。返ってはこない時間で出来たはずのことを、今やるべきことに加えてやらなければいけないのだ。
その大きさに怖気づいて私は、いつかやるだろうと未来の自分にまた託す。
こうして大きく、大きく膨れ上がっていったツケを、一体いつ払うというのか。
滞納すればするほど大きくなっていくものを、どうすればいいのか。言ってしまえば単にやればいい、それだけだ。しかしそのたった一つの答えを、実践できない。
どうしてなのか。
どうしようもなく気が向かない、やりたくない。そんな思いに勝つことができない。
諦めるわけでもないのが一番たちが悪い。
いつまでも要らぬ意地を張って、自惚れて、辞めようとはしない。やらぬ自分に腹を立てる。変わらぬ現状を悲観する。そんなことをして過ごす日々は、何かを産み出しただろうか。一度きりの、人生という生きた軌跡に刻むものがこんな有様だとは、どうにも虚しいものだ。