日記 2020-11-06

後悔をしたくない。そう、何度も思ってきた。
後悔は幾度となく訪れた。
立ちはだかる壁に、私は力を尽くして立ち向かった覚えがない。
何度も、逃げてきた。
もしかすれば、その壁を打ち壊せたのかもしれない。それでも、逃げて、後悔を生んだ。
反省という言葉の意味するところによれば、何度も自分を省みているのかもしれない。
しかし他人からすればどうだろう、何度も逃げ続けた者の言葉など信用に足るだろうか。反省しているのだと主張して、それで相手は納得するだろうか。
行動に変化が無い。それを自分でも恥じ、悔いてきた。逃げ続ける自分を何とかしたいのだと、そう思ってきた。それでは駄目だろうか。
もし今から、目の前にある壁に挑んで、それを乗り越えられるだけの潜在的な能力があるのかどうか、それは分からない。同じ土俵に立つ者たちは、とっくに壁を乗り越える為の努力をしてきた。それに対して、太刀打ちしようなどと無謀な考えを、抱いている。
叶うなら叶ってほしい。しかし願うだけでは叶うまいと、分かっている、つもりでいる。
確信は無い。何せ判断の根拠が自分自身では、根拠として弱いだろう。
少なくとも私が感じているでろう苦悩を 、誰かに伝えたいと思って、今こうして書き散らしている。
誰かの役に立てれば幸い。役に立たなくとも価値観を残しておきたい。要するに自己満足と言えるだろう。

私はただ、無謀な挑戦を成し遂げてみたい。