日記 2020-02-15
まただ。
また私は成果が出ないとわかっていて無謀にもコンテストに参加して、勝手に打ちひしがれている。勝手に自分の愚かさを悔いている。
一体、いつになったら後悔だらけの人生を反省するのだ。いつになったら反省を超えて、前に前に、進んで行くのだ。
一体いつになったら。
それは、一生来ないかもしれない。
せめて今、出来ることをするべきだ。
「するべきだ。」
そう言ったとして、主張にしかならない。思いにしかならない。
一体、何度同じ事を言った。何度同じ過ちを繰り返した。
これからも同じ過ちを繰り返すだろう。
今の私である限り。
変化しなければいけない。
私が一人の人間として、社会の構成員として、自分も、他人も、充実した生活を、人生を、送れるようにする為には。
綺麗事に聞こえる。実際綺麗事なんだろう。
そういった誰にでも考えつくような事を、改まって、誰に見られるともわからない場に、放り投げている。
滑稽だ。実に実に、滑稽だ。
これ程面白い見世物があるか?これ程までに為にならない、珍奇な物語があるか?
愚かな人間が、愚かな真似をして、愚かにも何も反省せず、ただただそのままでいる。
物語の主人公にはなり得ない。
あったとして喜劇の主人公だ。
そんな人間が人生の主人公だなんて、この人生は喜劇なんだろう。
主人公の織りなす無意味な、進展しない、ただただ愚かな行動を見て、観客は笑う。
その観客たちの人生という劇の中では、私は笑いものに過ぎない。見て楽しむ、本筋と関係のない、ただのおまけだ。
そしてついに私も笑う。
自分の愚かさを思って嗤う。
そこに観客が居ようと居まいと。
愚かな人間が、自分は愚かだと泣き叫んでいる。
その後も愚かであることは変わらないのに。
実に滑稽で、実に無意味な、逃れようのない劇だ。